資格申請の基準と手続き
申請者の資格申請に関するガイドラインを下記の通り定めます。申請者および大学等研究・教育機関は申請に当たって十分配慮してください。
資格申請の条件
社会人課程
社会人課程の申請者は22歳以上で、大学等研究・教育機関に原則として設置された以下のコースにおいて各級の資格取得に必要な資格科目を履修し、定められた必須単位を修得した者が資格を申請することができる。
- キャリアアップ・コース
- リカレント・コース
- マネジメント・コース
【申請条件】
- キャリアアップ・コースの受講者は、2級考古調査士の資格に申請することができる。
- リカレント・コースの受講者は、1級考古調査士の資格に申請することができる。
- マネジメント・コースの受講者は、上級考古調査士の資格に申請できる。
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社会人課程において、上級資格と1級資格、あるいは1級資格と2級資格を同時に申請できない。 |
学生課程
大学等研究・教育機関に定められた学生課程の履修条件に従い、原則として設置された以下のコースにおいて各級の資格取得に必要な資格科目を履修し、定められた必須単位を修得した者が資格を申請することができる。
【申請条件】
- 学部コースの学生は、2級考古調査士資格に申請できる。
- 大学院コースの学生は、1級考古調査士資格に申請できる。
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大学院コースの学生で1級資格を申請する者は、2級資格を取得していること、または2級資格取得に必要な科目を履修し、単位を修得していることを条件とする。また、大学院コースにおいて、2級資格と1級資格を同時に申請できない。 |
資格申請の手続き
【申請にあたって】
- 申請者は、標準科目群の中から社会人課程、学生課程に応じて定められた資格取得に必要な科目、単位を確認すること。
- 社会人課程キャリアアップ・コースの必須単位は4科目8単位
- 社会人課程リカレント・コースの必須単位は3科目6単位
- 社会人課程マネジメント・コースの必須単位は2科目4単位
- 学生課程学部コースの必須単位は最低3科目群10単位
- 学生課程大学院コースの必須単位は4科目8単位
- 社会人課程キャリアアップ・コース、学生課程学部コースの申請者は、標準科目群の同一科目群内で最高2科目4単位まで申請できるものとする。
標準科目群についてはこちら
【申請手順概要】
※手続きの詳細は、本機構Webページ内にある
「2022年度考古調査士資格の申請について」を参照のこと。
- 機構Web内にある所定の申請フォームより申請情報を入力するとともに、大学等研究・教育機関の発行する成績証明書の画像を添付して提出すること。
- 必要書類には大学が発行する成績証明書の他に、レポートや自分の執筆した論文、報告書、履歴書、既得考古調査士資格証明書等が電子申請の添付物として必要となる場合がある。
- 申請者は、定められた資格審査料を認定機構に納入すること。
- 所定の申請期間の開始日から1年を経過した時点で、成績証明書等の必要書類の提出がない場合および資格審査料の納付がない場合は、申請を無効とする。
資格要件の審査
- 審査委員会は申請者から提出された資格申請書、成績証明書をもとに審査を行い、資格要件の適否を判定する。
- 審査委員会は、適否の審査結果を申請者が所属する大学等研究・教育機関に通知し、資格認定者に対して資格認定証を交付する。